この秋発売、最低価格74,800円から発売。Meta Qest2はバージョンアップしつつ値下げして販売継続されます。(タイトル画像はMetaのウェブサイトより引用しました)
Meta Quest 3 のスペック
どことなく80年代前後のアニメによくこういう人出てたよね。と言う親しみの持てる見た目のMeta Qest 3が発表されました。MR(一般的にはMixed Reality・MetaはMeta Realityと呼びます)への対応が売りです。これでいよいよバーチャル空間(メタバース)とリアル世界の本格的なコラボレーションを実現するということでしょう。パススルーはいままでQuest2ではモノクロ、Proはカラーだけど若干もぼやけていました。
2つの4メガピクセルのRGBカラーカメラ、プレイエリアをより正確に表現する深度センサー、Meta Quest 2と比較して10倍以上の画素数のパススルーなど、さらに一歩踏み込んだ機能を搭載しています。
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とのこで、より鮮明にリアル空間を写しだし、センサーによりリアルワールドの物体を検知しつつオブジェクトを配置することができるようになると考えられます。なお、深度センサーはQuest2はもちろんProにも搭載されていません。
もちろん、GPU/CPUもバージョンアップ。Quest2のSnapdragonの2倍の性能の新世代Snapdragonとのことです。ちなみにSnapdragonはよくAndroid端末に搭載されているモバイル機器用のSoC(システムオンチップ)です。
気になるサイズ感、着け心地ですが、Quest2より40%ほど小さくなる模様。だいぶ小さくなりました。Proのスペック記載には40%以上薄くなったとの記述があるので、具体的なサイズ感はProと同程度になります。重量の情報はありませんが、布ストラップなのでずり落ち感は出そうです。気になるなら別売りストラップがいるかも。
Meta Quest2 が値下げ
6月4日(日本時間)より、Meta Quest 2の価格を128GBモデルは47,300円(税込)、256GBモデルは53,900円(税込)に引き下げ、より多くの方にこの魅力的なオールインワンVRデバイスと豊富なコンテンツライブラリを利用いただけるようになります。
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私がQuest2を4月に買ったときには59,400円でしたので、1万円以上の値下げです。Pico4が49,000円なので、若干下回ります。最安値の頃よりは高いですが、これは円安のせいもあるでしょう。
ちなみに、ただいま(2023/6/2現在)Pico4は期間限定セール中です。アマゾンで41,000円(税込)です。
Meta Qest 2/Proがバージョンアップ
CPUとGPUの性能を向上させるソフトウェアバージョンアップが行われます。QuestLinkの場合の影響はわかりませんが、CPUとGPUの処理速度が上がるのは有難いバージョンアップです。とはいえ、電池の持ちが悪くなるんじゃないかと言う懸念はあります。
今後のソフトウェア・アップデートで、Meta Quest 2とMeta Quest ProのGPUとCPUのアップデートを実施します。Meta Quest 2とMeta Quest ProのCPUのパフォーマンスが最大26%向上し、GPUのスピードがQuest 2で最大19%、Quest Proで最大11%向上する予定です。開発者がこれらの改良を活用することで、両ヘッドセットでよりスムーズなゲームプレイ、より反応の良いUI、よりリッチなコンテンツを期待いただけます。また、Meta Quest 2とMeta Quest Proの両方で動的解像度スケーリングを有効にしているので、フレームレートを損なうことなく、ゲームやアプリのピクセル密度の向上を図ることができます。
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詳細は今年9月27日(米国時間)に開催する「Meta Connect」にて発表する予定
更に詳しいスペックについては続報を待つことになりますが、74,800円はProと比べると10万ほど安く、Quest2と比べると+3万ほど。MR機能については、深度センサー搭載と言う点でProを上回るスペックとなりそうです。取り急ぎ速報でした。