デバイスヘッドセットメタバース

3つ目のスコープ、MetaQest3を試しました

デバイス

 久しぶりの投稿になります。話題のMetaQuest3発売されました。早速、導入しました。MetaQuest2と比べると、モノとしてのレベルが間違いなくランクアップしています。Proの立ち位置は? と言う出来映えです。早速ファーストインプレッションを。

箱がちいさい

 Amazonから届いた時、コントローラーもしかして入ってないのか? と思ったくらい箱が小さいです。(印象でQuest2の半分くらい)

もちろん、必要なものは全部入っています。カメラは前面の端末下部にも付いています。

眼鏡アダプタが内蔵

 カパカパ外れる眼鏡スペーサーはなくなりました、その代わり本体のみで4段階調整出来ます。ボタンを押しながら引き出したり押し込んだり出来ます。眼鏡をかけたまま着けてもそこそこ快適です。

 レンズの間の長さ(瞳孔間距離)も無段階でダイヤル調整出来ます。「2.5で止める」と言ったテクニックは不要です。

ナックルガード? が無い

 コントローラーのわっかがありません。確かに邪魔だったし、パススルーでよく見えるからガードしなくても良いでしょう? ことでしょうか。

 細かい話ですが、電池交換のための蓋を開けるボタンがあります。押すと、パカっと外れます。これも使いやすくなったポイントではないでしょうか?

軽い

 軽い。見た目通り。軽くて快適です。このまま仕事してもいいんじゃないかな? と思いましたが、さすがに外部映像取り込みのカメラ(パススルー)ではディスプレイの文字までは見えませんでした。着け心地は良い感じ。とても快適です。

 近い将来、スコープを付けたまま外出したり、車や自転車を運転したりといったことも一般化するかもしれませんね。

噂のMRを体験

 MetaQuest2だとなぜかモノクロだった外部映像取り込みのカメラ(パススルー)が、Pro仕様のカラーになっています。肉眼というわけにはいきませんが、付けたまま歩き回っても問題ありません。コントローラーを置いて、目の前で手を動かすとモーションコントール出来る様になります。

 そしてMR。最初に部屋をスキャンしてます。これで部屋の中のものを記録しています。SFでよくある「スキャンするぞ」『ピュイーン、ピン、ピピン』というあれです。

Impress Watchさんの動画

 付属ソフトウェアの「Fast Encounters」がわかりやすい。パススルーの風景に亀裂が入って、毛むくじゃらの宇宙人が入り込んできます。部屋の中の壁や物体をあらかじめ認識しているので、そこを沿って動き回ります。壁を撃つと砕けて、そこから更に入り込んできます。とにかく、稀代のガンマンのび太さんの如く撃ちまくります。

VRチャットに入ってみた

 プロセッサの性能は上がっていると思うのですが、Questお断りワールドには入れませんでした。プラットフォームでスッパリ切り分けているようです。ですのでPCに繋げてみました。久しぶりのバーチャル沖縄。なんか人が増えている(モブの立て看板的な人)。……そこから先は基本的に特段変化はありませんでした。

 正直を申し上げますと、少々久しぶりだったこともあって、そろそろ酔いに限界が来て外しました。マシンが良くなっても酔うのです。

実際買いなのか買いじゃないのか

 Quest2が高いときに個人で買った私は、やめときゃ良かった。と思いました。Quest3を待てば良かったと。ちょっと高いかもと思いますが、iPhoneが20万を超えてくる円安情勢を鑑みても、ガジェットとして7.5万なら導入しやすいお値段ではないでしょうか?

 バーチャル空間と現実空間での協働という、新しい世界の到来を予感させます。デジタルツイン社会です。コモングラウンドの実用も見えてくる気がします。完全バーチャル空間のメタバースよりもMRによって現実空間と連携した方が、応用分野は広がりそうです。Quest3をかけると、ちょっとわくわくする未来社会が見られます。

書いた人

Ike-Xです。Xはトランスフォーメーションを表します。未来プロジェクト推進室で、社会をトランスフォーメーションさせるための業務に携わっています。メタバースやWeb3で世の中がどう変わるのか? に興味があります。でも、まずは体験から。

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