イベント

社内体験会をやってみた

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無料体験ができる機器を揃えたと社内に喧伝したところ。じゃあ体験会してよ。と言われましたので、1回1時間、都合4回ほど実施してました。

体験の概要

 MetaQuestPro×1、MetaQuest2×2、Pico4×1、ゲーミングPC×3です。これに対して3名ずつ、1時間程度のプログラムを実施します。時間は夕方です。

プログラム

  以下の段取りで実施しました。

  1. イントロダクション
  2. 3つのメタバースを体験
    • HorizonWorkRooms
    • cluster
    • 余力があったらVRChat

準備

 PCを起ち上げる、ヘッドセットを充電しておく。プレイエリアを設定しておく。HorizonWorkRoomsに入っておく。ここまでやっておきます。

イントロダクション

 研究会の活動計画の説明、協力のお願い(会員集め、告知協力)をします。大抵の人が「さあヘッドセットを被せてくれ」と言う雰囲気を醸してやってくるので、話半分くらいしか聞いてくれないかもしれませんが……しっかり説明します。

 コントローラーの使い方を説明します。ゲームをやってる人だと割とすっと入るのですが、やっていない人だとなかなかすっとは入りません。最低限、左スティックは移動、右スティックは方向、トリガーで選択くらいは憶えてもらいたいところです。

 酔うことを伝えました。酔ったら休憩する。遠慮なくヘッドセットを取る。しっかり伝えます。私も慣れるまで毎日1時間の訓練を1週間、それでも体調が悪ければ酔う。と伝えました。

 そして、もう一つ重要なこと。接続がうまく行かないことがあることを伝えます。workroomsすら、なぜか動かなかったこともあるくらい。とにかくトラブルはつきものです。

体験してみます

まず、HorizonWorkRooms

移動がないので、酔いづらい。なによりわかりやすい。お互い見つめ合ったり、ホワイトボードを使ったりと会議っぽいことをします。

 もっとも盛り上がるのは、手と手でパッチンのハイタッチです。HorizonWorkRoomsはアバター同士で手を合わせてパチンとタッチできます。これがメタバース体験の特徴が凝縮されているとも言えます。とにかく盛り上がります。

「はい、コントローラーを置いて下さい」「両手を見つめて、グーパーしてみてください」「グーパー出来たら、隣の人をみてください。そして手と手でパチン」ここまでいけば、大抵のひとは「おー!」となります。みんな大喜びです。

cluster

 clusterは、みんなで適当に走り回ります。そして、ビールで乾杯。みんな生ビール大好きです。椅子に座ったまま動けなくなる人がいます。落ち着いて、ボタンを教えてあげます。左親指で上から二番目のボタン長押しです。移動が伴うので酔う人がでます。ちなみにPCの画面にヘッドセットの画像がミラーリングされているので観戦していても楽しめます。

VRChat

 VRChatまで行き着ける人はほぼいません。だいたいclusterまででおなかいっぱいです。というか、頭がくらついています。

数々の障害

 なぜか繋がらない、画面が映らないなどなどトラブルはつきもの。ヘッドセットとPCの接続は驚くほどこなれていません。OclusLinkやストリーミングアシスタントもclusterも肝心なときにアップデートを要求してきます。突然SteamVRはエラーを出すのです。「慌てるな、そういうものだ」と参加者に言っておきます。

 何かあっても涼しい顔をして、粛々と対応します。ちょっと乱暴ですがUSBケーブルの抜き差しするのが実は早い。それでもダメならPC側のストリーミングアシスタント・OclusLinKを再起動します。そしてヘッドセットからPCへの接続作業をします。あとは、目的のソフトを起動します。おちついて順番にやれば大丈夫です。

 最後にもう一点、ウェットティッシュを準備しましょう。除菌が出来る且つノンアルコールのものがいいでしょう。Pico4を使うなら接顔部のカバーを用意しておきましょう。とにかくちゃんと拭く。忍者マスクも良いですが、装着感があんまり良くないです。汗や化粧品はしっかり拭き取りましょう。

書いた人

Ike-Xです。Xはトランスフォーメーションを表します。未来プロジェクト推進室で、社会をトランスフォーメーションさせるための業務に携わっています。メタバースやWeb3で世の中がどう変わるのか? に興味があります。でも、まずは体験から。

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