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MetaMaskの「ネットワーク」について

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 MetaMaskの「ネットワーク」と言う表現はどうも理解ができなかったので、基礎を理解する意味でもう少し調べてみました。

「ネットワーク」と言う言葉では足りていない

 そもそもこの記事は、私が勝手にWeb3の「ネットワーク」はもっとオープンで誰も支配していないはずだし、そもそもインターネットに繋がっているのに、つなぎ替えるなんておかしいじゃないか! と思った(もやもやした)のが発端です。

みんながするふわっとした表現

 一番最初に私が誤解をしたのはこの記事です。線路と表現しています。私と違ってよく理解している人が書いているだから合っているのだろうが、線路と言われたら接続経路だと思ってしまう。

ネットワークとは、暗号資産やNFTが送受信される際に利用される線路のようなものです。

例えば、イーサリアムメインネットワーク上であれば暗号資産のETHやイーサリアムベースのNFTが取引できます。一方で、暗号資産のMATICやポリゴンベースのNFTはイーサリアムメインネットワーク上では取引ができません。

MetaMask(メタマスク)にネットワークを追加する方法を解説!

 次に、なんとなく理解したのはこの記事です。

正直最初は、ネットワークっていうのがあって、それぞれごとに通貨を保存出来る財布があるって覚えておいてほしいです。

他のどこのサイトを読んでみてもメインネットワークの概念の説明ってないんですよね(笑)

メタマスクのネットワークとは?ガス代やネットワークの別名称について!【必ず知っておきたい】

そもそもブロックチェーンとは何かをもう一度確認してみた

 なんとなく納得感が出てくるのはこの記事です。

メタマスクは、イーサリアム系のウォレット(仮想通貨のお財布)に該当し「イーサリアム上に作られたサービス」や「イーサリアムと互換性のあるブロックチェーン上に作られたサービス」等に、接続して利用することができます。

ただし、各ネットワークのサービスに接続する際は、それぞれのサービスに該当するネットワークに切り替える必要が出てきます

メタマスクのネットワーク切り替え方法を解説【PC&スマホ】

 ここで、改めてブロックチェーンの仕組みを確認します。

ブロックチェーンはデータ構造に加えて、データの管理方法にも改ざんを防ぐ仕組みを備えています。「分散型の台帳」と言われますが、ブロックチェーンはネットワーク内で発生した全ての取引を記録する「台帳」としての役割を持ち、ネットワークに参加している全てのユーザーが同一の「台帳」を共有することで、情報の信ぴょう性を確保しています。

ブロックチェーンの仕組み

 これは仮想通貨であっても基本的には同じはずです。

回線じゃなくてブロックチェーンそのもの

 何かサービスがあって、それを使うのに選ばないといけないんだね。と言う理解は合っています。でも、そこはちょっとニュアンスを変えて理解したい。

 本来私たちも接続した時点で分散型ネットワークの一員で、データを持ち合うはずです。なので、サービスを使うために該当するチェーンに参加するはずです。

 MetaMaskの言う「ネットワーク」はストレージでもあり、プロブラムも実行される「チェーンそのもの」だと思うと、胸に落ちる。

なぜ「ネットワーク」と言うのか?

 じゃあなんで「ネットワーク」というのか? きっとチェーンが乗っている「ネットワーク」に接続するからだと思います。

 そして「ガス代」が高騰する原因の「ネットワークが混み合っています」も「処理が滞っている状況」を示しているのあって「データ流通量が多くて帯域を圧迫している」というのとはニュアンスが事なります。「みんなが使っているから」と言うことはその通りなのですが。

 と言う訳で、参加したいサービスや通貨によって「ネットワーク」を変える必要があります。設定値の一覧をまとめて下さっている記事がありますので、ご参考にしてください。

書いた人

Ike-Xです。Xはトランスフォーメーションを表します。未来プロジェクト推進室で、社会をトランスフォーメーションさせるための業務に携わっています。メタバースやWeb3で世の中がどう変わるのか? に興味があります。でも、まずは体験から。

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