今を去ること、2023年11月28日に京都府さんの「メタバース・Web3活用コミュニティ」に技術提供するかたちで、ハイブリット講演会をやりました。
ハイブリット講演会について
詳しい話は、ここに記載されていますがだいぶ前の記事なので、まずはおさらいします。
話者は観客がいるリアル会場にいて、アバターでメタバースにログインします。メタバースにも観客がいます。リアル会場の人は、clusterの様子をプロジェクター映像で見る事ができます。資料はメタバース会場に表示されます。図の中にはいませんが、カメラマン役兼オペレーターがいて、資料を写したりcメタバース会場を写したりといった活動を行います。
やってみた
というわけで、やってみました。今回は規約で怒られそうなClusterではなくDOORを活用しています。
特別セミナー「メタバース講演会 on Metaverse」
メタバース・Web3活用コミュニティより
- 開催日時:2023年11月28日(火曜日) 15時~17時
- 開催方法:メタバースプラットフォーム「DOOR」上で開催
別途VRゴーグル体験用の会場を用意- 最大同時接続数:18アカウント
- 主催:メタバース・Web3活用コミュニティ
- 概要:
- 講演「【20の事例で学ぶ】メタバース活用方法10選」
スピーカー:メタバース総研 コンサルティング事業部 マネージャー 岡野 裕大 氏- 講演「メタバース未来共生社会」
スピーカー:一般社団法人プレプラ 代表理事/株式会社ゆずプラス 代表取締役 水瀬 ゆず 氏- パネルディスカッション「メタバースの将来像」
登壇者:
- 公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM) 池上 周作 氏
- メタバース総研 コンサルティング事業部 マネージャー 岡野 裕大 氏
- 一般社団法人プレプラ 代表理事/株式会社ゆずプラス 代表取締役 水瀬 ゆず 氏
- 質疑応答
前回のノウハウを活かして、やってみよう! ということで、技術提供しました。今回は前回と違い、リアル会場からもスクリーンだけでなくスコープで入る体験者もいます。(私もスコープで入りました)
今回出た課題
講演自体は、メタバース総研さんにゆずさんに、とても勉強になったわけです。パネルディスカッションは私の場違いな発言以外は良い感じだったと思います。イベント運営上で浮き上がった課題は下記。
- 画面共有がうまくいかない
DOORの問題についてはタニーニさんの記事が詳しいです。何せ画面共有がうまくいかない。これはちょっと致命的……ノウハウを貯めたらいけるかもしれないけど。 - ハウリングする
スコープのマイクと、会場のスピーカーがハウリングします。当たり前と言えばあたりまえですが、これは事前確認して設定しておくべきでしたね。 - リアルとバーチャルの声のずれ
ハウリングを止めると、今度はリアルとバーチャルの声がずれてきます。
リアル会場の人は、リアル音声が耳に入るので、いっこく堂のようなことになります。 - スコープの電池が切れる
充電しながら使えばよかったのですが、2時間は持たなかったようです。パネルディスカッション中に充電機につながりに行くと言う荒技をやりました。 - Wi-Fi必須
あたりまえですが、会議室ってたまにWi-Fi無いんです。モバイルルーターでなんとかしました。なんとか出来たDOORは軽くて使いやすい。
リアル会場はシュール。でも壇上からの景色は講演会そのもの
上記はバーチャルの風景です。壇上からの景色を撮り忘れましたが、大画面を前にジョブズプレゼンをしている気分になれます。zoomのオンラインセミナーより楽しい。
そして、リアル会場はこんなかんじ。ちょっとシュールな状況です。
まだまだグダグダですが、ハイブリット講演会楽しかったので、またどこかでやりたいと思っています。(お金を頂いてやるのはまだ無理そうですが)