前回の続きです。消える床は実装できそうなので、少し外観を綺麗にしたいと思います。天空の城をイメージしてるので、床は石畳がいいかと。
テクスチャ・マテリアルについて
3Dソフトではオブジェクトのリアルな質感や材質などを表現するためにテクスチャやマテリアルといったものを設定します。テクスチャは画像を貼り付けて、物の模様や柄などを設定します。一方、マテリアルは光の反射(ツヤツヤ、ザラザラなど)、透明度など、物の質感を設定します。マテリアルの一部として、どのテクスチャを貼るか指定することが多いです。
ありものを使う
一からテクスチャやマテリアルを作成するのは大変なので、ありものを探したいと思います。”ClusterCreatorKitTemplate-master”にもいくつかマテリアルが準備されていますが、今回使うような岩のゴツゴツした石畳や壁などはなかったので、他で探します。
Unity Asset Storeの使い方
Unityに取り込める素材(アセット)を無料もしくは有料でダウンロードできる、”Unity Asset Store”というサイトがあります。こちらから素材をダウンロードしたいと思います。使い方にかんしては以下をご参考に。
ネットで調べてみると以下の無料のマテリアルのセットが評判が良さそうだったので利用することにしました。
マテリアルの設定
作成していた床を石畳にしたいので、それに合いそうなもの(今回はStone 9 PBS)をドラックアンドドロップで貼り付けていきます。
拡大してみると石畳になっています。
石畳のテクスチャが細かいので、少し大きめにするため”タイリング”を設定します。タイリングは同じテクスチャを何個並べるかを指定する項目となります。テクスチャを貼り付ける数はオブジェクトの大きさや縦横比によって調整します。今回は”0.5,0.5″としました。
これを全ての床に貼り付けて床のマテリアル設定は完了です。
次回は同じテクスチャーを使って壁を作っていきたいと思います。