デバイスヘッドセット

VRゴーグル用眼鏡レンズを使ってみました

デバイス

 老眼・乱視で霞んだ視界を気にせず楽しみたい。
 VRゴーグルを楽しむために克服したいのは、眼精疲労とVR酔い。メガネを掛けながらのVRは快適さに欠ける。そこで専用の眼鏡レンズを作ってみました。

MetaQuest2を眼鏡をかけて使いたい

 MetaQuest2は、眼鏡を付けても使う事ができます。「メガネスペーサー」というパーツが標準で付属しています。しかし、これがなかなかフィット感に欠けます。しかも取れやすい。さらにメガネのつるが痛いしレンズ同士が当たりやすいなど、快適に使うにはほど遠い状況でした。(メガネによってはマシなものもあるようです)
そこで見つけたのが、専用のアタッチメント付きのレンズです。スコープのレンズに直付けします。

どこに売ってるの?

 Amazonにも出来合いの近視レンズ売っていますが、私の場合は「老眼」「乱視」対応が必要。
 そこで、対応メーカーを探してみました。
Metaの公式
RooX
レンズ交換.com
などがあります。

私の処方箋(ご参考)

R(右目)近用L(左目)
+1.00SPH+1.00
-0.50CYL-0.75
軸90度AXS軸100度
30.00mmP.D30.00mm
v0.0
0.00ADD0.00
0.00E.P0.00

 JINSでメガネを作ったときの記録があったので、こちらの情報で注文してみます。

注文してみましょう

 注文するためには処方箋の情報を入力する必要がありますが、Metaは英語でやりとりが必要そうなので、除外させてもらいました。RooXは老眼の値が入力出来なかったので、除外。
今回は「レンズ交換.com」にて注文しました。
注文ページはこちらです。
 すぐ欲しい明日欲しい。なんなら今日欲しいと言うのが人情ですが、1週間ほどかかります。(土日祝はお休みで、概ね5営業日)。レンズを取り寄せてからフレームにはめて発送する形のようですので、むしろ思ったより早いのではないかなと思います。

効果のほどは?

届きました。

アタッチメントと、レンズは磁石でくっつきます。アタッチメントをレンズにはめて、あとからレンズを付けます。RとLの刻印がありますので、右と左も間違えません。はまるポイントを探して押し込みます。メーカーによってはパチンと音がするらしいのですが、ヌルッとはまる感じでした。
youtubeでレビューされている方がいました。

老眼は矯正が必要なのか?

 ROOXはSPH(度数)を+で入力できませんでした。近視は-で、遠視(老眼)は+。送られてきたレンズの空き袋にはSPH+0.25と書かれていました。指定は+1.00です。+0.25はほぼ矯正されていない数値です。そもそもVRレンズの特性上、老眼は矯正不要なのではないか? とも取れます。

メガネスペーサー要るのか?

 いくつかのブログや先のYouTubeでは外していました。
 しかし、付けるとの記事もあります。残念なことになぜか取付マニュアルがないので、実は正解がわかりません。とりあえず付けて比べてみました。

装着感は? 効果のほどは?

 もともと、私のメガネがそこまで強い度がないのと、使う時間帯が疲れ目が頂点に達した寝る前が多いので、視界のにじみがなくなってすごいクリアですよ! とは言えないのですが、確かに疲れづらいです。
 で、メガネスペーサーは? 不要でした。付けない方がにじみが少ない感じがしました。付け外しはお好みでよいかと。
 装着感は良好。メガネなしで暮らせない方は、是非使って頂ければと思います。
 少なくとも、メガネを無理矢理挟んでしんどい思いをしなくてよくなります。

書いた人

Ike-Xです。Xはトランスフォーメーションを表します。未来プロジェクト推進室で、社会をトランスフォーメーションさせるための業務に携わっています。メタバースやWeb3で世の中がどう変わるのか? に興味があります。でも、まずは体験から。

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