マーカーなどの特別な機材不要でモーションキャプチャーが出来る神ツール。ThreeDPoseTracker(TDPT)を試してみました。
使いこなすにはちょっとコツが必要ですが、WEBカメラだけで動くのでお手軽です。
TDPTを手に入れる
TDPTは、BOOTHというサイトでダウンロードできます。
Windows版とiOS版があります。
ここでは、Windows版を使った方法を紹介します。
3種類ありますが、アプリケーションは同じです。有料版を買って開発を応援することもできます。応援したい気持ちでいっぱいですが、ここでは無料版を使いました。すみません。
ダウンロードには、BOOTHにログインする必要があります。アカウントがない場合はpixiv IDを作りましょう。
Googleなどの認証連携も使えます。便利。
インストールも簡単
ダウンロードすると、zipファイルになっているので、任意のフォルダで解凍するだけ。zipファイルの中にある「ThreeDPoseTracker.exe」をダブルクリックすると起動します。
アンインストールしたいときは、展開したフォルダをゴミ箱に捨てるだけ。
ファイルをUSBメモリに入れて持ち運ぶことも出来ますよ。
WEBカメラは必要
特別な機材は必要ないのですが、WEBカメラだけは必要です。最近のノートPCにはカメラがついているのでそれでもOKですが、広角(広い範囲が映せる)カメラの方が使いやすいです。
お勧めのカメラはこちら。
アプリを起動してみる
カメラを接続してアプリを起動すると、画面に自分の姿と標準で用意されたアバターが表示されます。
設定は、「Configuration」で色々いじれます。中々細かな設定ができるので、公式サイトで勉強してください。
全身を映すにはかなり後ろに下がらなければならない
全身をトラッキングするには、カメラに手足まで全部収まっている必要があるので、カメラからかなり遠ざかることになります。ノートPCでは画面が見えないぐらいになるので、外付けのUSBカメラが欲しくなりますね
狭いお部屋では少々ツライ。。。
ハンドトラッキングもできる
指の細かな動きまで再現できます。上半身モードで使うとわかりやすく便利。また、マイクを通した声に合わせて口も動きます。
まばたきはトラッキングではなく、ON/OFFで切替するようです。
何に使うかはこれからのお楽しみ
ClusterやVRChatでフルトラしたり、ZoomなどのWEB会議に使ったりと色々なアイディアがありそうですが、それは今後のお楽しみです。