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【Cluster】マルバツクイズができるワールドを作成してみた② ボタンを押すと床が消える仕組み

メタバース

前回は床を作成したので、ボタンを押すと床が消えるギミック(落とし穴)を試してみたいと思います。

ボタンとなるオブジェクトと消える床の作成

操作の基点であるボタンとなるオブジェクトを作成します。今回はシンプルにCubeを作成し、それに触れると床が消えるようにしたいと思います。

まず床の上にボタンの役割となる3DオブジェクトのCubeを作ります。大きさは適当に。

消える床となるCubeを作成します。サイズは穴に合わせて注意点としては、段差ができないようCubeの上部が床面にくるように厚み分をY軸に動かします。

Cubeの名前は適当に分かりやすいように変更。その後、それぞれ同じテクスチャを貼ります。テクスチャは事前に1000×1000 pictでマルとバツの画像を作成しています。ちなみにCubeは作成時にBox ColliderというColliderが付与されているのでColliderの設定は不要です。

消える床の設定

消える床のオブジェクトに”Set Game Object Active Gimmick”というコンポーネントを追加します。このコンポーネントは、値がオンのメッセージを受け取るとGameObjectがアクティブになり、オフのメッセージを読み取るとGameObjectが非アクティブになるものです。

Set Game Object Active Gimmick | Cluster Creator Kit ドキュメント

Targetには「Global」、Keyには「objectActive」としておきます。

ボタン側の設定

ボタン側のオブジェクトに”Interact Item Trigger”というコンポーネントを追加します。このコンポーネントは、”使う”(クリックされる)機能を追加し、使われたことを通知するトリガーです。

Interact Item Trigger | Cluster Creator Kit ドキュメント

つまり、触られたことをTagetに対して通知するものです。”+”ボタンを押して項目を追加し、Targetには「Global」、その横にはKeyとして「objectActive」、さらにValueは「Bool」とし、その右のチェックボックスはチェックを外しておきます。

動作テスト

ワールドアップロードして動作確認です。バツの箱をクリックしてみると…

消えました!ただ、床を再度、戻す方法がありません。

次回は現れたり消えたりできるようにしたいと思います。

書いた人
hiratake

サーバやネットワークといったインフラエンジニアをやってます。本業意外にも印刷物デザインやキャラクターデザインなんかもカジってたり。メタバースの世界をクリエータ、技術者、ビジネスなど、いろんな目線で情報発信できたらと思ってます。

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