前回は床を作成したので、ボタンを押すと床が消えるギミック(落とし穴)を試してみたいと思います。
ボタンとなるオブジェクトと消える床の作成
操作の基点であるボタンとなるオブジェクトを作成します。今回はシンプルにCubeを作成し、それに触れると床が消えるようにしたいと思います。
まず床の上にボタンの役割となる3DオブジェクトのCubeを作ります。大きさは適当に。
消える床となるCubeを作成します。サイズは穴に合わせて注意点としては、段差ができないようCubeの上部が床面にくるように厚み分をY軸に動かします。
Cubeの名前は適当に分かりやすいように変更。その後、それぞれ同じテクスチャを貼ります。テクスチャは事前に1000×1000 pictでマルとバツの画像を作成しています。ちなみにCubeは作成時にBox ColliderというColliderが付与されているのでColliderの設定は不要です。
消える床の設定
消える床のオブジェクトに”Set Game Object Active Gimmick”というコンポーネントを追加します。このコンポーネントは、値がオンのメッセージを受け取るとGameObjectがアクティブになり、オフのメッセージを読み取るとGameObjectが非アクティブになるものです。
Targetには「Global」、Keyには「objectActive」としておきます。
ボタン側の設定
ボタン側のオブジェクトに”Interact Item Trigger”というコンポーネントを追加します。このコンポーネントは、”使う”(クリックされる)機能を追加し、使われたことを通知するトリガーです。
つまり、触られたことをTagetに対して通知するものです。”+”ボタンを押して項目を追加し、Targetには「Global」、その横にはKeyとして「objectActive」、さらにValueは「Bool」とし、その右のチェックボックスはチェックを外しておきます。
動作テスト
ワールドアップロードして動作確認です。バツの箱をクリックしてみると…
消えました!ただ、床を再度、戻す方法がありません。
次回は現れたり消えたりできるようにしたいと思います。