イベント用にスタッフと分かるように胸元にバッジがあるといいなと思い、超簡単なバッジ風のアクセサリーを作成してみました。
下準備
まずはUnityで「ClusterCreatorKitSample-master」テンプレートのプロジェクトを開きます。テンプレートについては下記の記事をご参考に。
また、バッチに貼り付ける画像ファイルをインポートしておきます。
バッジ風のオブジェクト作成
今回は簡単にということで3Dゲームオブジェクトの「Cylinder」を使います。
位置は「0,0,0」に合わせておきましょう。サイズは適当に「0.1,0.001,0.1」としておきます。Clusterのアクセサリーは付ける時に自由に拡大縮小や位置合わせができるので、極端でなければ問題ないかと。
後は画像をドラックアンドドロップで貼り付けます。これでバッジ風のオブジェクトの完成です。
コンポーネント付与用の空オブジェクトの作成
コンポーネント付与するための空のオブジェクトの作成します。「badge_set」と言う名前にしました。このオブジェクトの位置も「0,0,0」にしておきましょう。
先ほど作成した「Cylinder」を、この空オブジェクトの配下の子オブジェクトとして、ドラックアンドドロップで配置します。
「Accessory Item」コンポーネントの付与
空オブジェクト「badge_set」を選択した状態で「コンポーネントの追加」から「Accessory Item」を追加します。自動で「Item」コンポーネントも付与されます。
基本的に「Item」コンポーネントの「項目名」は必須です。バッジは胸に付ける想定で「Accessory Item」コンポーネントの「Default Attach Bone Name」に「Chest」としています。
プレハブ化
ここまでできたら、Projectウィンドウにドラックアンドドロップしてプレハブ化します。
アップロード!が、失敗
作成したプレハブをメニューの「Cluster」-「アクセサリーアップロード」の画面からドラックアンドドロップしてアップロードします。できたかなーと思ったら、、、「UnityEngine.CapsuleColliderは対応していません。」とエラーになりました。
言われた通り「Cylinder」のCapsuleColliderを削除します。プレハブをダブルクリックするとプレハブ自体の編集画面になります。アクセサリーには当たり判定はいらないのでColliderは不要なのかな。
CapsuleColliderのコンポーネントを削除します。
再度、アクセサリーアップデートするともう一つエラーが出ています。「Shader”Standard”は未対応です。」、忘れていました。ClusterのアクセサリーではShaderは「VRM/MToon」のみ対応しているそうです。
同様にプレハブの編集画面から「Cylinder」のShaderを「Standard」から「VRM/MToon」へ変更します。
再度アップロードすると成功しました。ほっと一息。
Clusterのマイページより「マイコンテンツ」-「アクセサリー」にアップさています。
アクセサリーを実際につけてみた。
いかがでしょうか?バッジに見えますか?見えるよね?ということで完成です。お疲れ様でした。