メタバース活用術

実際の展示スペース・会議スペースを再現してみたい

メタバース

 Clusterのワールドクラフトで、会議・展示スペースを再現してみました。

展示の配置を確認してみたい

 体験展示イベントに向けて、メタバース活用案の定番「建物や部屋の配置を再現してみる」を試してみました。デジタルツインには及ばないまでも従兄弟か再従兄弟くらいにはなれば、ということで作ってみました。

スケールどうするか?

 できるだけスケールを再現してためしたい。と言うことで寸法と部屋の配置確認からやりました。

横6m×縦10mの部屋

 下図、真ん中のB会議室が今回の会場です。ロの字型で使うと30人定員の会議ができます。

リスポーンポイントの確認

 さて作ろうと言う前に、ご注意。ワールドクラフトで失敗ポイントは、まず何か並べまくっていざ、遊びに行ったらいきなり壁の中にいるパターンです。前回の轍は踏みません。ワールドクラフトのスタート地点がリスポーンポイントになります。何か印を付けておきます。嬉しがって走り回ってしまっても安心です。一回端から落ちましょう。出てきた場所がリスポーンポイントです。

サイズ決定までの記録

 まずは計算しやすい一マス50cm×50cm換算でやってみましたが、マスが足りない。Worldクラフトは16マス×16マス、10mを再現しようとすると、20マス要ります。(実は拡張できます)

 次は、1m×1mの換算でやってみました。壁も貼って確認したのですが、狭い。息苦しい。

 そもそもそこまでの正確性を担保しなくても良いじゃないか。と、諦めの境地に至ったので、1m×1m換算で10マス×6マスの外周に1マスずつ床を貼り足ししました。

 結果、12マス×8マスが出来上がりました。1マス約80cm×80cmです。なんとなく良い感じになりました。

良い感じのパーツがない

 デジタル従兄弟が再従兄弟ぐらいになっていくポイントとして、良い感じのパーツが見つからないと言うことがあります。

床と壁はなんとかなったが、天井が……

 床は実物も青っぽかったので青で。壁は白く。天井も白くしようとして「モダンな薄い天井」貼っていくと何故か暗いグレーに、他の天井を試しましたが何故か暗いグレーになる。あとで天井を持ち上げて「SF風の白い天井」を貼りました。

机がない

 モダンな白い会議机が欲しいのですが、茶色いおなじみの折りたたみ机しかありません。とりあえず、試してみたところ、モノを置くためには仕様上背が低すぎる模様。グレーの机を置いてみましたが、暗い。白い折りたたみ机にしました。(ちなみに二マス専有するので、縦80cm×横160cmとなりますので、実物より縦幅が30cm以上長く、横幅は20cmほど短いことになります)

小物が少ない

 デフォルト素材に頼り過ぎなんでしょうが、PCはノートPCしかありません。ディスプレイも大きめです。もう一回り小さくしたい。VRスコープもありません。でも、展示パネルはあります。

紆余曲折ありましたが一応完成

 紆余曲折あったのですが、一応完成しました。スケール感は概ね合っているのに、何故か圧迫感が強い。メタバースで何か空間を作るときは、天井の高さを上げるなど、開放感がでるような工夫が要りますね。

完成品はこちらから

書いた人

Ike-Xです。Xはトランスフォーメーションを表します。未来プロジェクト推進室で、社会をトランスフォーメーションさせるための業務に携わっています。メタバースやWeb3で世の中がどう変わるのか? に興味があります。でも、まずは体験から。

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